履物を揃える

 本校の子どもたちは、授業で多目的室を利用するときや検診で保健室へ来た時など、廊下の隅に上靴を揃えて並べて脱いでいる光景をよく目にします。みんなが気持ちよくその場を利用できる、たいへんよい姿です。

 しかし、トイレのスリッパとなるとなかなかそうなっていないことがあります。みんなが使うものだから、なおさらきれいに揃えて脱ぐことが必要だと思うのですが…。この現状を変えるために、2年前の6年生がトレのスリッパを置く棚の設置を提案してくれました。棚からスリッパを出して履き、最後は棚に片付けるスタイルです。この方法により、いくぶん改善が見られ、気にしてくれる児童も増えました。しかし、全員が同じ気持ちになり、同じ行動をとらないとトイレのスリッパの散らかりはなくなりません。

 児童昇降口には次のような詩が掲示されています。

はきものを そろえると 心も そろう 

心が そろうと はきものも そろう 

ぬぐときに そろえて おくと 

はくときに 心が みだれない 

だれかが みだして おいたら 

だまって そろえて おいて あげよう 

そうすれば きっと 世界中の 

人の心も そろうでしょう

 難しいことや大変なことではなく、ちょっとした心がけで、学校生活の様々な場面が大きく変わる気がします。ここに、子どもたちの「学校自治」のヒントが隠されているとも感じます。ちょっとしたことを大切に感じられる子どもたちの心を育てたいと思います。