教育実習 5年算数科 割合

5年生の算数科では、割合の学習をしています。この日は、教育実習生が単元のはじめの時間を行いました。
 まずは、「2つのゴムのどちらが良く伸びているか」と「去年と比べてオレンジとみかんはどちらが高くなっているか」を、一方を1と見た時にもう一方が何倍になっているかを考え、これまでの算数科で学習した内容を確認しました。
 次に、2人のじゃんけんの勝敗数を表や数直線に表し、どちらの成績が良いかを考えました。
 そして、最後にじゃんけんの勝った割合(勝率という言葉を使っている児童もいました)を式に書いて計算して求めました。
 多くの先生たちが参観する中でしたが、子どもも教育実習生も落ち着いた様子で、実習生さんの柔らかいしみいるような話口調に、子どもたちは集中して授業を受けていました。
 この割合の単元は生活との結びつきが強く、子どもには興味をもちやすい内容かと思います。私が小学生でこの学習をした時には、プロ野球の順位表の勝率や打率などの出し方と結びつけることができ、楽しかったのを覚えています。そこから発展して防御率や規定打数の求め方も調べたことを覚えています。
 生活の中で使えたり、やってみたい、もっと知りたいと好奇心をくすぐる学習になることが大切だと感じています。