2年 カナヘビが卵を産んだよ

 2年生の教室を覗くと、子どもたちが「見て、見て。カナヘビが卵を産んだよ。」と声をかけてくれました。水槽の中を見ると、白い卵が4つありました。私自身、カナヘビの卵を見るのは初めてで、ちょっと感動してしまいました。
 カナヘビの生態について調べてみると、カナヘビ科カナヘビ属に分類されるトカゲの仲間で、北海道から九州まで広く生息しています。寿命は7年ほどで生後1年ぐらいで産卵が可能になり、3月から8月にかけて繁殖を行うそうです。
 子どもたちから話を聞くと、中庭で捕まえたとのことで、朝、見たら卵を産んでいたそうです。子どもたちに「カナヘビの赤ちゃんが誕生したら、絶対、教えてや」とお願いしました。
 カナヘビは体が丈夫で飼育は難しくないそうですが、日光浴を好むことや水浴びや飲み水として使うための全身が入る水容器が必要なこと、運動量が必要なため大きな飼育容器が必要なこと、生きた昆虫を餌として与えるなど条件を整えないといけません。(ちなみに卵は乾燥しないように霧吹きで水をかける必要があるそうです。)飼育することで生き物について詳しくなり、責任をもって世話をできるようになっていってほしいと思います。