2年 国語科 「かん字の読み方」

 「いろいろなかん字の読み方を正しく読もう」ということをめあてとして、一つの漢字でも音読みと訓読みを合わせるとたくさんの読み方があることを知る学習をしています。この日の授業では、「上」と「下」の漢字を中心に、どんな読み方があるかをいろいろな場面に当てはめて考えていました。
 授業を進めていくと「上」については7通り、「下」については11通りの読み方があることが分かりました。次に、「上げる」「上る」「川上」「下る」「下げる」「川下」など、言葉として出てきたときにどう読めばよいのかをみんなで考えていました。場面を思い描いたり、友だちと相談したり教え合ったりしながら、読み方を考えていきました。読み方が分かるたびに嬉しそうに笑顔を見せる子どもたちでした。
 日常で使うことで、私たち大人は当たり前のように使い分けをしていますが、このように考えると、日本語は複雑だなと感じました。