2年 生活科 「みんなでつかう まちのしせつ」
2年生の生活科では、校外学習で駅や鉄道、公園や水族館など、多くの人が集まる施設等を利用してきました。校外学習を終えた子どもたちは、道中で気になった事柄や場所について、詳しく調べて新聞やスライドに表し、活動のまとめをしています。その中で3組は、守山駅やJRに着目して、働きや工夫を調べ、クラス全員で「星の山駅」を作って、自分たちが見つけたり感じたりした駅や鉄道の良さや働きを再現しました。この日は、プレオープンの日で、お客さんとして参加してきました。水族館までの切符代を受け取り、自動券売機に案内されました。自分たちが校外学習で切符を買った経験を忠実に再現してあり、お金を入れ、大人一人のボタンを押し、金額のボタンを押してお金を入れると切符が出てきました。この切符がまた細かく作られており、区間、発券日、通し番号などが書かれていました。この切符を持って自動改札へ行き切符を入れると、検札の穴が開いた切符が改札機から出てきました。次にホームまで行くと、黄色の点字ブロックが敷かれてあったり、列車の進行方向に向いてベンチを置くという、実際に鉄道会社が行っている線路への転落事故防止の工夫が再現されていたりと、子どもたちの観察力のすごさに驚きました。列車が到着するときのアナウンスも列車到着時の音楽もつけて、とても上手にできていました。飲み物・軽食付きという在来線にはないサービスの提供も受け、普通列車に乗って水族館との往復をし、体験会が終了しました。すべて手作りで電力ではなく人力を使った「星の山駅」でしたが、様々な工夫が施され、自分たちが見たもの、体験したことをどうやって表現したらよいかがとてもよく考えられていたと思います。子どもたちのやる気スイッチ全開の取組を見せてもらい、うれしかったです。








