成瀬シリーズ最新作

昨年度の2学期以降、図書館利用の活性化の手立ての一つとして、昨年度の本屋大賞を受賞した大津が舞台の小説「成瀬は天下を取りに行く」と続編「成瀬は信じた道をいく」を取り上げました。図書館にコーナーを作って児童に紹介したり、主人公成瀬あかりの交通安全ポスターを掲示したりしています。始業式や終業式でも取り上げ、学校のちょっとした話題になりました。コミック本も図書館に置き、小説を読むのには少し難しさのある下学年にも話の内容が分かるようにしました。そして、児童には、完結編として続編が出るという情報を流していました。
 先日、学校に送られてくる書類に目を通していると、「滋賀まるごと読書フェア」の案内チラシがあり、成瀬シリーズ作者宮島未奈さんのトークイベントが書かれていました。そこに「シリーズ堂々完結 12/1発売予定」という文字を見つけました。
 ついに成瀬シリーズの続編「成瀬は都を駆け抜ける」が登場です。児童のみなさんの中にも楽しみにしていた人があるかもしれません。是非、学校図書館にも並べたいと思います。
 ちなみに「滋賀まるごと読書フェア」は、10月24日にメール配信しています。宮島未奈さんのトークイベントはについては残念ながら中学生以上が対象ですが、ミシガン船上での特別な読書イベントです。興味のある人は親子で申し込みをしてください。