5年理科「植物の発芽と成長」
温かくなるにつれ、学校の敷地内のあちらこちらが木々の若葉や草花が芽吹き、緑濃くなってきました。5年生の理科では「植物の発芽と成長」の学習をしています。植物の発芽に必要な条件を調べる学習で、この日の授業では、日光、水、土のうち、発芽に必要なものは何かを考え、実験の準備をしていました。
3つのカップに、?水をしみこませた脱脂綿を敷き種子を入れたもの、?バーミキュライト(養分のない土)を入れて種子を埋め込んだもの、?乾いた脱脂綿の上に種子だけを入れたものを用意し、??は日光が当たらないように覆いをし、?は日当たりのよいところに置いて、数日?1週間程度様子を見ます。そして、???のどれが発芽したかを観察します。
子どもたちは、実験に先立ち予想を立てました。予想をするには根拠が必要で、これまでの学習や日常生活の経験をもとに考えます。「芽が出る」という現象をたくさん目にしてきている子どもたちが、その時の様子をどう分析して予想を立てるか。子どもの思考力が鍛えられる場面です。
予想通りの結果となるか。次回の理科の授業を楽しみにしている児童も多いかと思います。


