湖南広域消防局 9years plan

 湖南広域消防局では、就学前教育の3歳児から5歳児までの3年間と小学校6年間の9年間で、防火の知識や火災や救命救急への対応の仕方等を身に付け、「自分の身は自分で守る」ことや「人命救助」についての能力を養うことを目的に、「9years plan」という事業を実施しています。滋賀県内の消防局でこの取組をしているのは、湖南広域消防局だけだそうです。

 先週の木曜日には、本校の1・2年生が、湖南消防署の方々の指導のもと、煙の中の避難を体験する「煙中体験」と「煙が部屋に入ってこないように扉に目張りをする「Great Escape」の活動をしました。はじめに、園生活のときに学習した火災での避難時は濡れたハンカチを口に当てることや、地震のときはまず頭を守ること、服に火が付いたときは顔を手で隠して地面を転がって消すことを、絵カードを使って復習しました。その後に、学年2グループに分かれて、煙の中を非難する体験と、煙が室内に入らないように扉に目張りをする活動をしました。火災で命を落とす原因としては、炎の熱より煙を吸い込むことの方が高いそうです。訓練では本物の煙は使わないので、煙で視界がきかない状況がどのようなものかを体験させていただきました。避難に当たっては、壁を手で触りながらの避難が有効だと教えていただきました。扉からの煙の侵入を防ぐためには、ガムテープを扉と壁の境目に張ることや、衣服や袋などその場にあるものを定規などの板状のもので隙間に押し込むことなどを教えていただきました。また、扉を触る際には、扉の向こう側に炎が迫っていると扉が高温になり火傷をする可能性があるので、やけどで手が不自由になることを軽減するため、聞き手と反対の手の甲で触れて熱さを確かめるとよいことも教えていただきました。

 火災はあってはならないことですが、もしもの時に、この日の教えが、落ち着いて行動でするための、どう行動すればよいかを自分で判断できるための一助になればと思います。