6年体育科 着衣泳

6年生の水泳の最後の授業で水着の上からシャツ、ズボン、靴下を着けての着衣泳を行いました。もし、水難事故に遭遇してしまったときに自分の命を守るための大切な授業です。
 水着で泳ぐことは毎年していますが、服を着て泳ぐと感覚が変わって泳ぎにくいことを子どもたちは、まず最初に感じました。次に海や川や湖にはまった時に助けを待つ方法についての学習を行いました。顔が水面に出続けられるように、空のペットボトルを胸で抱えて仰向けに浮く練習をしました。練習をするうちにみんな浮く感覚をつかんできました。実際の場面では、ペットボトルに限らず、木の板や発泡スチロールなど浮遊物を見つけてそれを抱えなければなりません。この日の練習を実践しなければならない日が来ては困りますが、もしもの時に役立つ手段として覚えておいてほしいと思います。
 子どもたちには、水難事故の怖さについて、事故を防ぐための事について何度となく話をしています。ニュース番組では、毎年夏になると水辺での事故が何軒も報道されています。決して他人ごとだとは思わず、水辺の安全について正しい認識と行動をしてほしいと思います。